やめてやめてシソーラス

非常に優秀な類語辞典で、私も愛用していたシソーラス(類語)検索が、類語.jpという大変インターフェースの悪い(なんとフルFLASH)サイトとして有料化するそうで。
http://www.gengokk.co.jp/thesaurus/
http://ruigo.jp/


どういう意図があっての事業戦略か知る由もありませんが、1年で4200円とはなんかの悪い冗談でしょうか。
普段からお世話になっているので文句言うのもアレゲなんですが、辞書サイトのようなネットの公共サービスにおいて、有料化でユーザーを締め出すっつーのは、ユーザーにとってはもちろん、事業者側にもメリットがあるとは思えないのですが、いかがなもんでしょう?


現在、類語.jpは「30日間の試用の後、継続したい場合は有料」というシステムですが、ちなみに私が類語.jpに登録したときの通し番号っぽいIDはたしか数百番台でした。この中から有料化に移行するユーザーが果たして何人いるのかしらと、まったく老婆心ながら大きなお世話を焼きたくなります。


誰か、goo辞書とかalcあたりの辞書サイトの広告価格を参考として教えてあげて、無料化したほうがいいですよって教えてあげてください。無料化したほうがユーザーのクレームリスクも軽減できますし(究極的にはタダで使ってるのに文句言うな、カスと言える。まあ言っちゃマズイんだけど)、売上管理も楽だし、ビジネスモデルも確立されてて、他のもっと、その、言語研究とかそういうR&D的なところにリソース振り分けて自社の強みみたいなのを伸ばしつつ、その上で、FlashやめてきっちりSEOやって、URIにちゃんとパラメータ振って、ポータルにコンテンツ貸すとかして知名度上げて、まともな代理店に広告とってもらえば、普通にコンテンツとしては強いと思うのですが。

Adsenceだけでも有料化よりマシではなかろうか。


つーか、あー、もう、あるいはどっか買ってあげてくださいな。


はあ困った。有料化は本当に困る。いや、まあ、おまえ、金出したくねーだけだろ、とか言われたらミもフタもないんだけど、違う! 断じてそれだけじゃない類語.jpのドン臭さを見てられないっつーか、しょうがねえ、Yahoo!類語辞典で我慢すっか。

とほほ。