新たな時代に向き合う組織とは


メディア・パブ: 止まらないグーグルの頭脳流出,活気づくスタートアップに転職


巨大企業となったGoogleから人材が逃げ出しているという話。
その行き先はスタートアップ企業であり、元記事にはその社名リストもある。
(この中からそのうち日本に進出してくる企業もあるだろう)


ドラッカーは生前、来るべき時代における組織の形は、オーケストラ型からジャズ・セッション型へと変化すると喝破していた。
特に日本企業に象徴される、製造業の時代においては非常にうまく機能していた「重厚長大型組織」は、これから大変厳しい競争を強いられることになるだろう。


これは企業に限らない。
本日付けの読売新聞の1面特集にアルビン・トフラーが寄稿していた。
その中でトフラーは、アメリカ大統領選を例に、政治が社会の変化の早さに対応できていないと指摘する。


知識社会の到来は「すでに起こった未来」である。
Googleですら、旧来の組織の概念から脱し切れないジレンマを抱えている。
あらゆる組織は、劇的で、そして速やかな「変化」を迫られている。


信じがたい政治的停滞に直面しながら、この期に及んで政争に汲々としているこの国の政治家に、我々は未来を託すことができるだろうか。。。